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辞めた後に来る請求を、先回りで把握

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退職後に住民税の請求が来る理由と、その時期

会社を辞めて収入が止まったのに、数か月後に住民税の納付書がドサッと届いて驚く——これは制度上ごく普通に起きることです。理由は一つ、住民税が「前年の所得」に対してかかる後払いの税金だからです。仕組みと時期を先に知っておけば、資金を準備できて慌てずに済みます。

なぜ無収入でも請求が来るのか

住民税は、前年1月1日〜12月31日の所得をもとに税額が決まり、その翌年6月から1年かけて納める仕組みです。つまり今年支払う住民税は「去年働いていた分」。退職して今年の収入がゼロでも、去年の所得がある以上、課税は続きます。在職中は給与から毎月天引き(特別徴収)されていたものが、退職で天引きできなくなり、自分で納める「普通徴収」に切り替わって納付書が届くわけです。

退職した月で「来かた」が変わる

普通徴収の納期と金額の目安

普通徴収は通常、年4回に分けて納めます。多くの自治体で納期限は第1期6月末・第2期8月末・第3期10月末・第4期翌年1月末(土日祝なら翌営業日。自治体差あり)。金額の超概算は「前年の課税所得×約10%+均等割5,000円前後」。たとえば課税所得300万円なら年30万円前後、1期あたり約7〜8万円になります。退職の途中で切り替わった場合は、残った期へ年額が再配分されるため1回の額が大きくなりがちです。

「払えない」ときの選択肢

滞納すると延滞金や差押えのリスクがあります。困ったら放置せず、自治体の納税窓口へ早めに相談を。分割納付(分納)や、失業など事情がある場合の徴収猶予・減免が使える可能性があります。

なお、退職した年の所得に対する住民税は翌年6月からさらに1年分課税されます。「辞めた翌年も住民税は続く」と覚えておきましょう。本記事の金額は概算です。正確な税額・納期は納税通知書とお住まいの自治体でご確認ください。

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